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2010年12月03日

236 中国:大連レポート 

11月29日〜12月2日の3日間、大連市へ出張してきました。

今回の出張では、
BS経営塾に参加頂いている有限会社中心屋
(http://www.enpower.jp/1cyushinya.htm)
斉藤社長が大連に2号店を出店(12月8日オープン)される為、
その現地視察や成功の秘訣を肌で感じることと、クライアントと
「明日の飯のネタ」を探すこと・・・を目的に行ってきました。

一言で言うと日本の中小企業が活躍できる場がここにある・・・と感じました。

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大連市は東北三省(遼寧省・吉林省・黒龍江省)の遼寧省南部に
位置し、人口は約610万人の都市です。ちなみに省都の瀋陽市の
人口は約780万人。年々人口は増加傾向にあり、その要因としては
東北三省の富裕層が集まってきていることなどがあるそうです。

また来年2011年には大連〜ハルビン(黒龍江省の省都:人口
約990万人)間において高速旅客鉄道の開通を控え、
今後益々経済発展が見込まれています。

投資環境では、香港企業が積極的に投資を行っているという話を聞きました。
生活関連の商品についても『Made In Japan』がたいへん人気で、
このマーケットをどうやって取り込むか・・・が「明日の飯のネタ」に繋がる
良いヒントになると感じました。

また、中心屋さんで食事もさせて頂きましたが、平日ながらほぼ
満席状態で、2号店の成功もかなり期待できそうです。
さすが、斉藤社長ですね。


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2号店の工事模様


今回も本当に『百聞は一見にしかず』だと心から感じました。
明日の飯のネタを見つけ、それを実行できるよう経営者のサポートを
していきたいと思います。

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市場の模様


レポートの最後に・・・
『物を作る力』のある日本の中小企業が生き残る為には、
今後益々裕福になり、『物を買う力』を持つ東アジア圏で『物を売る力』のある
パートナーとどうコラボレーションしていくか・・・下請けではなくエンドユーザーに
近い位置に日本の中小企業が如何に立てるか・・・
改めてこれが中小企業にとって大きなキーワードになると思いました。


森内秀人 Wrote



 

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